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日本機械学会誌 Vol.117 No.1146 P74~77
(アズビル綛田氏との共同執筆)
実験データをもとに、統計モデル(近似モデル)を構築して、その近似モデルを利用して最適設計を行うアプローチ、つまり、応答曲面法と呼ばれる近似最適化手法の活用が盛んになされている。一方で、開発や製造の現場では、最適設計のための手段として、タグチメソッドが浸透し、SN比を用いたロバスト設計として、その有効性が広く認知されている。そこでは設計条件の決定はもちろん、誤差因子による特性のばらつきを最小化するという設計や、製品構成部品の公差を設計することなどに活用されてきた。筆者ら(細島、綛田)は、タグチメソッドの考え方を踏襲し、近似最適化手法(応答曲面法)を新製品設計や生産改善に活用する手法や適用事例を紹介する。
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