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品質を向上し受注増に対処したい

確かな原因究明と全体最適対策で不良を低減する

対策をしても不良が減らない原因

■対策が部分最適の対策になっている
■全体最適の対策になっていない
■不具合の集計と層別分析から全体最適対策を導く
■全体最適対策が未然防止を可能にする

発生状況の調査・分析の例

■関係者へのヒアリングと現場調査を実施する
•不具合事象テキスト作成:何が、どうして、どうなった?
■不具合区分の特定

外観不良

数量不良

寸法不良

仕様不一致

その他

■発生区分の特定

年月日

担当者

製品型番

装置

発生エリア(組織)

4M分析

Man:人に起因するもの(主にHE)
Method :作業方法・作業手順
Machine:装置・治工具
Material:部品・材料
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■まずどのMに該当するかを特定(1次原因)
■さらに原因を追究して2次原因を特定
■さらに原因を追究して3次原因を特定
■年間集計で重点課題を特定(パイチャート参照)
■4M分析例:センサ誤動作に起因する不良

•センサなので機械に該当する

•センサ位置ずれによるセンサ誤動作と判明

•センサ点検が点検項目に漏れていたならば手順にも該当する

•点検項目通りに点検しなかったならにも該当する

■人に該当する場合ヒューマンエラー原因分析も行う
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点検方法を教育した?

教育方法が不適切?

点検したが位置ずれを発見できず?

点検手順の問題?

不具合原因の究明方法の定着

■4M分析とRCA分析の実施方法
■過去の不良事例を数件取り上げて4M分析とRCA分析を実施
■実施済み対策と4M分析とRCA分析から導かれた対策の対比
■過去の問題の一覧表を作成して層別分析

ヒューマンエラー原因分析(RCA)

■4M分析でManが該当する場合の多くはヒューマンエラー(HE)

•例えば 〇〇忘れ、見落とし、〇〇間違い

■HE分析は作業手順(標準)に焦点を当てる

•統一された作業手順はあるか

•作業者は作業手順を知っているか

•誰もが作業手順通りの作業ができるか

•実際に作業手順通りに作業したか

■作業手順通りではなかった場合の確認点

•作業手順教育はTWIに基づく適切な内容だったか

•教えるだけでなくその通りできることを確認したか

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•作業の勘所(難所)をやらせて間違いがないことを確認したか

•作業手順教育は有資格者が教育を行ったか

ヒューマンエラー原因分析例

装着忘れの原因

•員数管理の仕組みがない

•装着後の確認工程がない

誤部品装着の原因

•確認工程がない

•類似部品が隣接配置されている

方向違いの原因

•誤方向に気づかせるポカヨケがない

未完成品流入の原因

•手直し品の識別管理がない

分析結果の集計と重点課題の抽出

【1】不具合一覧表への反映
【2】不具数(損出金額)の大きな要因の特定
【3】2の発生区分(型番など)による層別
【4】3の発生区分(担当者など)による層別
【5】重点課題の抽出

例:型番〇〇の装置□□における××不良を防止する

【6】対策を次年度計画へ反映
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■分析結果の集計と重点課題の抽出(例)

•年間不具合の原因究明結果を一覧表にまとめる

•不良数(率)が有意に大きい要因を特定

•たとえば顧客不具合の多い不適合区分に注目

•その不適合の発生数の多い作業者、装置、型番を特定

•年間の重点テーマを決定して改善に取り組む

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全体最適課題と対策の発見

汚れ異物と〇〇間違いを重点課題に取り上げる
■14件の汚れ異物対策を再点検する
■今後いかなる汚れ異物も発生しない対策を検討する
重点課題の対策は全体最適でなければらない
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■個別対策から重点対策へレベルアップ(部分最適から全体最適へ)
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なぜ重点対策が重要か?
全体最適=重点対策

•発生した問題の対策は実施済み

•全体として不良が減少しない理由は実施したのは部分最適だから

•問題全体に有効な全体最適対策が必要

•1個1個ではなく問題全体を捉える必要がある

不具合全体の分析で
全体最適対策を見つける
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