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デザインレビューを実地指導して欲しい

デザインレビューでの指導例

設計コンセプトや目的があいまい

特徴は何か、売りは? 変更点は?

■達成目標を定量的に明らかにする

「-10~70℃で正常に動作した」

→「正常動作」とは?

■合否判定は定量的根拠を明記する

「試験の結果問題がないことを確認した」

→どんなデータ?どんな場合が問題?

Test to Failテストを重視する

「信頼性試験を全てパスしたのでOK」

→「Test to Pass(信頼性試験)は検出力が弱い」

従来設計継承の危険を認識する
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「使用実績のある部品を使用したのでOK」

→実績ある部品でも設計が変わると問題が起きる

■多変量データを2変量で分析している

これでは交互作用と寄与率を評価できない

→多変量解析方法を指導

■劣化分析は故障モデルにあてはめた分析が必要

→信頼性分析(劣化分析)手法を指導

■N=1のデータや平均値が「規格内だからOK」「変化がないのでOK」といった判定は統計的に間違っている
■実験データを見ると実験計画に問題がある
実験は時間が掛かるので手戻りがないように計画段階のレビューが必要
■繰り返しのあるデータを平均で解析するだけでばらつきを考慮しない平均主義に染まっている技術者が多い
■平均の最適化だけでなくばらつきの最小化も同時最適することが重要
指導職層や管理者の指導力向上が必要
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